カジノの王様とも呼ばれる、バカラ。完全に運で決まるので初心者やギャンブルをしない人からみると何が楽しいのであろうかと不思議に思われることも多いですが、一度ハマるとバカラが意味する『破滅』と呼ばれているのかが理解できるようになるくらい楽しいギャンブルです。
今回、攻略法などの方法論ではなくメンタル面に重視をおいて記事を書いてみました。これからオンラインカジノでテーブルゲームをプレイしていこうと思っている人は参考にしてください。
【初心者向け】バカラとは?
バカラとは、トランプを使ってプレイヤーとバンカーの両陣営のどちらが勝つかに賭けるギャンブルです。
バカラとは、「バンカー(banker、胴元役)」と、「プレイヤー(player、客役)」の、仮想の二人による勝負で、どちらが勝つかを客が予想して賭けるゲームである。
この両陣営の名称はお客と胴元というような構図を思わせるような名前になっていますが、特に意味はありません。
ハマる人はどっぷりとハマってしまうのがこのゲームの特徴です。
大王製紙の会長が会社の資金を不正に使用し100億円をランドカジノで溶かしてしまったということは記憶に新しいのではないでしょうか?その時にプレイしていたのがこのバカラだと言われています。
バカラはイタリア語で『破産、破滅』という意味を持っています。なんでも数字のゼロということから転じての理由だそうです。
オリンピック出場が濃厚だったバトミントン選手も闇カジノでバカラをプレイしていたそうで、このバカラが意味する通りオリンピック出場のチャンスを棒に振ってしまった上に、日本チームから事実上の永久追放をされてしまった。
未来のある若者を一度の過ちでここまで叩いていいのであろうか?と当時疑問に思いましたが、まだまだ世間の目は厳しいようです。
間違っても『破滅』ということにならないように自制をしながらプレイするように心がけましょう。
バカラ | |
難易度 | 初心者向け |
中毒性 | どっぷりハマらないように注意 |
バカラのプレイ動画
ゲームの流れを大切にするギャンブル
同じ出目が5回続いているので次も同じ出目だと予測しそれに賭ける。このような賭けをツラを追うと表現します。逆に5回も出たので次は違う出目がでると予測するのはツラを切ると言います。
基本的にバカラのプレイヤーは状況に応じて流れに乗れるようにすることが多いのではないでしょうか?いわゆる順張りで賭けを行うプレイヤーが多いです。
簡単なバカラのルール
カードの合計数下一桁が9に近い方が勝利となります。
まず最初に2枚のカードがそれぞれ配られ、手札の合計下一桁が8か9の場合はそのまま3枚目が引かれることなく勝負が決まります。これをナチュラルと呼びます。
カードの数字の計算方法は特に難しいことはありません。数字はそのまま計算し、10と絵札はゼロとカウントします。カードの合計数を足して下一桁が手札の内容となるのです。
3枚目のカードを引く条件
プレイヤーは5以下の手札の場合、3枚目をヒット(カードを引く)します。
バンカーについてはプレイヤーの手札に依存して3枚目を引くことになるため若干複雑に。
しかしながら、ブラックジャックのように私達の選択がもろにプレイ結果に影響するということはないのでそこまで記憶する必要はないかと思います。
バンカーの勝利金には5%の手数料が差し引かれる
このバンカーで勝利したときの手数料がかからないノーコミッションバカラというものもありますが、こちらはバンカーが6で勝利したときは勝ったときの配当が半分になるというルールとなっているため、システムベットを使う人からするとプレイしにくいのではないでしょうか。
コミッションが5%の場合、$100ベットしていた場合には$95が配当となる。
バカラの出目の罫線については完全にオカルト!?
バカラにはいままでの出目を記録する表が用意されています。
プレイヤーはこれを参考にして流れを読み賭けを行っていくのですが、同じ出目が10回続こうがテレコ(出目がプレイヤーとバンカーと交互にでる)であろうが確率的には引き分けを考慮しない場合どちらに賭けても、ほぼ50%の確率で次は勝つことができるし、負けてしまうのです。
罫線には大路(だいろ)とよばれる標準的な記録方法から、大眼仔(ダイガンチャイ)、小路(シュウロ)などのものがあります。
どんなパターンの出目でもこれらの種類の罫線と照らし合わせると、いずれかの罫線においてギャンブルにおける波ができていることになります。
この罫線では次はこの出目が出やすいパターンだけど、この罫線で見ると次は違う出目が出やすいなど解釈がいくらでもできてしまいます。出目を罫線から導き出すことは不可能です。ギャンブルにおける波はありそうでないのが真実ではないでしょうか?
バカラの攻略法は存在するのか?
バカラは500年の歴史をもつ、かなり歴史の長いギャンブルです。先人達が色々な攻略法を試行錯誤してきたのは想像に難くないはず。
私が知る限りになりますが、バカラでバンカーの手数料5%に打ち勝つ方法はないと断言しても良いのではないでしょうか?
それだけ、やり続けると負けてしまう難しいギャンブルですので間違っても攻略しようとすることはおすすめしません。
【仮説1】システムベットを駆使すれば可能?
『ギャンブラーの破産問題』というものをご存知ですか?
1ドルベット賭けで100ドルを200ドルにできる確率は実は限りなく低いのです。確率で表すと99%以上で失敗します。
嘘だと思いますよね?ホントなのです。
そのためバカラの約1/2の勝負でフラットベットばかりをすることはNGな行為となります。
システムベットは必勝法として紹介されることも多いですが、あくまでも攻略法という位置づけだと思います。
どの攻略法も一長一短ですが、使うべきところを間違えなければある程度の利益を上げることは可能です。しかしながらずっとその方法でベットしているとどうしてもハウスエッジに負けてしまうことになるので、短期での勝負を念頭においてください。
複数のシステムベットを利用しても結果を先延ばしにするか、緩やかに下降をたどることになると言われています。それでもなにもしないよりはマシです。一つだけのシステムベットを利用して勝利するということはなかなか難しいので3つくらいの自分にあった方法を見つけてください。
結論:フラットベットをばかりをすることはNG。システムベットも長期的には負けてしまう。
【仮説2】カードカウンティングで勝率は上がる?
ブラックジャックで使用されるカードカウンティングですが、バカラでも使えるらしいです。しかしながら、ブラックジャックとは違い、全てのカードを把握しておかないといけないため、かなりの労力を有することになりそうですのであまりおすすめはしません。
簡単に説明すると、カードを配るシューに4以下のカードが多いとプレイヤーが有利です。これはプレイヤーのヒット条件が5以下というため4以下のカードが多いと10を超えにくくなり高い数値を出しやすくなるためです。
逆にバンカーが有利となるのは6以上のカードが多いときです。これは10以上の結果になりやすい状況ですので、プレイヤーが低い数字を出しやすくなるためです。
カードカウンティングは確かに有効な方法ではあるものの、そもそも禁止しているカジノも多いです。さらに利益を上げることができても1~2%くらいの期待値ではないでしょうか?
これだったら労力の方が高くつくことになりそうですのでやはりカードカウンティングは使えないという結論になりそうです。
結論:バカラでカードカウンティングは現実的ではない
【一旦のまとめ】バカラの攻略法はない!
攻略法はおろか必勝法はありえない。というのが私の持論です。それでもバカラで利益を出している人はいます。これらの利益を上げている人と毎回負けてしまう人の違いは何なのでしょうか?
初心者にありがちなのは攻略法や必勝法などの方法論にこだわっている人が多いように思います。しかしながら、SNSなどで勝ちを公開している人たちに言えることは、メンタル面を非常に重視しているという点です。
次の項目で継続して勝利をしている人たちに共通している項目を挙げていきます。
継続してバカラなどのテーブルゲームで勝っている人たちの特徴
バカラをはじめとする、ブラックジャックやルーレットで勝っている人が重視しているのは方法論も大切だと発信していますが正常な判断や最初に決めたリミット守ることや損切りでも動じないメンタルが大切ということは観察していてわかります。
簡単ですが、それらの人の特徴をまとめていきます。
初期の資金は最低でも5万円
軍資金はギャンブルにおける体力となります。このHP(ヒットポイント)が大きくなるほど大きな損失に耐えることができるようになり、勝負を続けることが可能です。これらのことは誰でも分かっていることだと思いますが、勝っている人はギャンブルではなく投資と捉えている人が多いことも事実です。
ギャンブルであることは確かですが、投資という気構えでいればちょっとやそっとの損切りであれば乗り切れれる気がしますね。
損切りラインと利確ラインをはっきりとさせている
事前にこれだけ負けたら、今日はもうしない。これだけ勝ったらそれ以上やらないなど、ズルズルとやり続ける人はいないように思います。
いずれの場合でも気持ちよく生活するためには必須だと言っていた人もいました。オンラインカジノは楽しむためにあるものですので、実生活にまで悪影響を与えていては良くないですよね。
やる前に撤退ライン、利確ラインを決めることがおすすめです。
やる時間は長くとも30分程度
一回のゲームにかける時間は短いと10回以下のゲーム回数。長くとも30分程度だとお話していて教えていただきました。これ以上やると集中力や判断力が鈍り損を出したやったあとに後悔だけが残ると言っていました。
長くやればやるほど、負けてしまうゲームであることは確かですので正しいと言えるでしょう。ついつい、楽しくて長くプレイしてしまいがちですが参考にしてください。
オンラインカジノのバカラで勝っていくためには
システムベットなどの攻略法は数あるので、自身に合う方法を見つけていただくこととして、バカラにおいてやってはいけないことを挙げていきます。
フラットベット
同じ金額で賭け続けることです。前述の通りこの方法で資金を増やすということはとても運が良くないと難しいと言えます。
使ってはいけないお金でのプレイ
これはバカラだけに限らずですが、ギャンブルでお金を増やそうとすると欲やこれで負けたらどうしようという余計な感情も挟むこととなります。そんな状態では正常な判断はできそうにないのでまさしく破滅への道へまっしぐら。
あくまでも過剰資金でのプレイでお願いします。
極端なベット額でのプレイ
場合によってはオールインをしてもいいと個人的には思っていますが、100ドル以上残っている状態でそのようなことをするのはおすすめしません。そういうときは素直に負けを認めて出金して美味しいものでも食べて明日に備えてください。
全ての資金を使うと本当に負けグセというかそのようなものが付いてしまうように思います。次に繋げるためにも素直になりましょう。
【まとめ】オンラインカジノでのバカラの勝ち方伝授!勝てない理由
- 500年の歴史があるバカラの攻略法はない!
- 罫線を信じすぎると痛い目にあう。あくまでも参考程度に
- フラットベットで賭け続けることはNG。いずれかのシステムベットをものにしよう
- メンタル面に重視を置き、短期での勝負を心がける
攻略の手助けになるかどうかはわからないですが、確率を意識していただくと連勝、連敗時の判断基準になるかと思います。約1/2で勝てるというテーブルゲームですが、5連の結果が続くことは3%です。10連続だと0.1%程度になります。
しかしながら、10連続の結果が出た後も次に勝てる確率は約50%なのでこれまでの結果が今後の結果に左右されることはないということは頭においておくべきでしょう。
ギャンブルの流れはないとはいいませんが、ギャンブラーは根拠を探してしまいがちです。オンラインカジノのギャンブルにおいてはその根拠はほとんど意味をなしません。ほとんど運で決まってしまいますが、バカラでは常にフィフティフィフティの結果が待っています。
それに賭けるのは人生か、それとも余分な遊びのお金なのかは賭ける度に自分に問うようにしてください。
以上でオンラインカジノのバカラに関する記事を終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました。