31システムとは、最大31単位のユニットでベットを行い、ユニット内で2連勝すれば利益が出る手法です。

これを利用したオンラインカジノのルーレット戦略を説明します。是非、じっくり読んで勝ちに結び付けてくださいね。

【ルーレット戦略】31システムとは

ルーレットは二択の賭けを選ぶこと

ここでは31システムの概要、31システムを利用したルーレット戦略やベット方法をお伝えします。

[box class=”blue_box”]31システムとは、オンラインカジノのルーレットにおけるシステムベットのひとつです。テーブルのアウトサイドにおけるイーブンベットで運用します。[/box]

※アウトサイド:数字エリアの外側
※イーブンベット:確率が約半々の2倍配当となるゲーム

イーブンベットには「赤黒」と「奇数・偶数」、「ハイロー(前半・後半)」の3種類があります。31システムはそのいずれの賭けでも同じように機能する戦略なので、どれを選んでも構いません。

31システムの概要

それでは、まずオンラインカジノのルーレットでの31システムにおける概要の説明をします。

31システムはシステムベットなので、賭け方が最初から決まっています。何回目にどれだけの賭け金をベットするかが決まっているということです。

賭け金は1単位あたりいくらという形で決めておきます。たとえば1単位10ドルであれば、4単位のベットを指示されたら40ドルを賭けることになります。

 

31システムを利用したルーレット戦略はベットする場所を決める

ベットする場所を決める

次は今回の戦略の基本となる、ルーレットにおける31システム戦略の賭け方を説明します。

まずイーブンベットはどれを使うのか決めます。たとえば赤黒であれば、赤と黒のどちらか一方に決めておきます。

少しでも当たる確率が高くなるように、出目が少ないほうを選ぶとよいでしょう。オンラインカジノは画面にそれぞれの出目のデータが表示されています。

赤と黒であれば、それぞれの直近の出現率が「%」で表示されます。「赤 52%」と「黒 46%」といった形です。合計が100%にならないのは、「0」があるからです(アメリカンルーレットの場合には、さらに「00」があります)。

数字が少ないということは、これまでの出目が少ないということです。オンラインカジノのルーレットを見ているとわかりますが、この出目の割合は時間とともに変化していきます。

たとえば「赤 52%」「黒 46%」から「赤 49%」「黒 49%」といった具合です。これは長時間ルーレットが回ることによって、赤と黒の出る回数が同じに近づいていくためです。

つまりこの場合、「黒」が出る回数が多くなることが期待できるので、「黒」にベットするということになります。

ただし後で説明しますが、単純に出目の回数が多いからといって、必ずしも勝つ可能性が高まるというシステムではありません。そのために、31システムを利用した戦略や攻略方法が必要になります。

31システムのベット方法

ベットの方法

次は31システムを利用したルーレット戦略の具体的な賭け方を説明します。

まず、31システムでは、紙に次のような数字を書いてください。ベットはこの紙に書いた数字(もちろん紙ではなくスマートフォンなどでも大丈夫です)を参考に賭け金を決めます。

  • A 1  1  1
  • B 2  2
  • C 4  4
  • D 8  8

すべての数字を足すと「31」になることがわかります。これが31システムの名前の由来です。このひとまとまりを「1ユニット」とします。ひとつのユニットが終われば、あらたに次のユニットでベットを続けることになります。

この数字はあくまでも単位なので、最初に決めた単位あたりの賭け金をこの数字に掛けてベットする金額を計算します。

まず最初に賭けるのは、A行の左端の「1」です。単位あたりの賭け金が10ドルなら、10ドルを賭けます。

ここで当たりが出ても外れが出ても、続けて右隣の「1」を賭けます。もし2連続して当たりが出れば、そこで1ユニット終了です。

【31システムを利用したルーレット戦略のルールその1】

2連勝したら、そのユニットは終了して新しいユニットで最初から始める

もし連勝せずに右端の「1」を賭けた時点でも連続の当たりとならなければ、1段下がってB行の左端の「2」をベットします。ここでも連続の当たりが出なければ右の「2」を賭け、次のC行に移ってさらにD行へと移ります。

D行に移っても連続して当たりが出なければ、そのユニットは終了です。

【31システムを利用したルーレット戦略のルールその2】

2連勝せずにD行右端のベットが終了したら、そのユニットは終わり

仮にすべて外れて終われば、31単位の損失で終わります。もし1単位を10ドルで賭けていたのなら、310ドルの損失というわけです。これが31システムのベット方法です。

ユニットの分散による31システムの攻略法

ユニットの分散による31システムの攻略法

31システムのルーレット戦略を用いて、イーブンベットで二択のうちどちらを選ぶにしても、連勝しなければひとつのユニットは終了しません。そして最大で31単位の損失となれば、その損失を取り戻すのは難しいでしょう。

しかしオンラインカジノのルーレットでは時に大きな偏りが出現することがあります。たとえば赤黒の場合、赤のみが15回連続で出ることもあります。そうなるとこの31システムは、ひとつのユニットで7回賭けるので62単位の損失が出る可能性もあります。

そこで31システムの攻略法として、連敗によるリスク分散を説明します。

31システムのルーレット戦略でユニットを分散する

オリジナルの31システムは、ひとつのユニットを元にベットを続けます。途中で2連勝したらそのユニットは終了となり、新しいユニットで最初の1単位の賭けから再開します。

しかし、31ユニットを利用したルーレット戦略では、複数のユニットを最初に用意しておきます。3つほどを用意すればよいかと思います。仮にそれぞれのユニットに、No1、No2、No3と名付けるとします。31システムのルーレット戦略が複数できるという具合です。

順番にユニットを切り替えてベットする

ユニットを仮に3つに分けたならば、まずはNo1の最初の「1」からベットを始めます。それが当たればそのまま同じユニットでベットし、さらに連続して当たればそのユニットは終了です。No1には新しいユニットを用意して、次のNo2のユニットへ移ります。

【31システムを利用したルーレット戦略のルールその3】

当たればそのまま同じユニットにベットする

もし外れたならば、次のユニットへ移りベットします。

【31システムを利用したルーレット戦略のルールその4】

外れたら次のユニットに移る

実際の31システムを利用したルーレット戦略の運用例

ここからは31システムを利用したルーレット戦略の例を挙げて解説していきます。

実際の31システムの運用は次のようになります。イーブンベットは赤黒を選び、赤にベットし続けるとします。1単位1ドルとしています。

【例-1】
ベットの回数 ユニットナンバー 賭け金(同じ行の何回目か) 当たり外れ トータル損益
1回目 No1 1ドル(1) 外れ -1
2回目 No2 1ドル(1) 当たり ±0
3回目 No2 1ドル(2) 外れ -1
4回目 No3 1ドル(1) 当たり ±0
5回目 No3 1ドル(2) 外れ -1
6回目 No1 1ドル(2) 外れ -2
7回目 No2 1ドル(3) 当たり -1
8回目 No2 2ドル(1) 外れ -3
9回目 No3 1ドル(3) 当たり -2
10回目 No3 2ドル(1) 外れ -4
11回目 No1 1ドル(3) 外れ -5
12回目 No2 2ドル(2) 当たり -3
13回目 No2 4ドル(1) 当たり +1

ここでNo2は終了

代わりにNo4を入れてNo3の続きから再開

上記の流れをひとつのユニットで行うとなれば、次のようになります。

【例-1-1】
ベットの回数 賭け金 当たり外れ トータル損益
1回目 1ドル 外れ -1
2回目 1ドル 当たり ±0
3回目 1ドル 外れ -1
4回目 2ドル 当たり +1
5回目 2ドル 外れ -1
6回目 4ドル 外れ -3
7回目 4ドル 当たり +1
8回目 8ドル 外れ -7
9回目 8ドル 当たり +1

ここで1ユニット終了

 

次のユニットを開始

【例-1-2】
ベットの回数 賭け金 当たり外れ トータル損益
10回目 1ドル 外れ ±0
11回目 1ドル 外れ -1
12回目 1ドル 当たり ±0
13回目 2ドル 当たり +2

 

結果を見ると従来のひとつのユニットを続けるほうが利益は多いことがわかります。しかし、連勝が出ないために最初のユニットが最後まで進み、賭け金は8ドルにまで増えています。もし9回目も外れとなれば、オンラインカジノの損失はかなり大きくなります。

一方で、ユニットを分割しておけば、賭け金はさほど増えないので、9回目が外れてもトータルの損益は-4に収まります。

このリスクの分散こそが、複数のユニットで31システムを運用する利点と言えます。

31システムを利用したユニットを分散するメリット

ユニットを分散するメリット

31システムは連勝しなければ、ひとつのユニットが終了した時点で損失が確定する可能性があります。たとえば次のようなケースです。

【例-2】
ベットの回数 賭け金 当たり外れ トータル損益
1回目 1ドル 外れ -1
2回目 1ドル 当たり ±0
3回目 1ドル 外れ -1
4回目 2ドル 外れ -3
5回目 2ドル 当たり -1
6回目 4ドル 外れ -3
7回目 4ドル 外れ -7
8回目 8ドル 当たり +1
9回目 8ドル 外れ -7

もちろん利益が出て終わることもあります。

【例-3】
ベットの回数 賭け金 当たり外れ トータル損益
1回目 1ドル 外れ -1
2回目 1ドル 当たり ±0
3回目 1ドル 外れ -1
4回目 2ドル 外れ -3
5回目 2ドル 当たり -1
6回目 4ドル 外れ -3
7回目 4ドル 当たり +1
8回目 8ドル 外れ -7
9回目 8ドル 当たり +1

この31システムを利用したルーレット戦略の課題としては、システムベットでありながらも利益率にバラツキが出ることです。多くのシステムベットは、ひとつのユニット(ゲーム)が終わった時に得られる利益がある程度は決まっています。

31システムはリスクに対してどの程度のリターンが見込めるのか、把握しにくいのが欠点といえます。

しかしユニットを複数に分けることで、損失で終わる可能性を低くすることができます。

例えば、赤黒の出目を連続させずに複数のユニットに分散することで、偏りの発生も分散させることになるからです。そのため、各ユニットでのベットを、確率半々に平準化させることにつながります。

【31システムを利用したルーレット戦略】イーブンベットで賭ける場所とは

イーブンベットで賭ける場所とは

31システムを利用したルーレット戦略は、連勝することが利益を出すための条件になります。そのためには出目の確率が高いほうにベットする必要があります。

イーブンベットでは優位性の高いほうに賭けること

オンラインカジノのルーレットにおいて出目の確率は理論上はどれも同じです。たとえば赤黒でどちらかに偏りがあったとしても、どちらも出る確率は同じですし何度目であっても変わりません。

しかし偏りがあるということは、明らかに出目の確率は同じように働いてはいないことを表しています。

ルーレットの出目には「大数の法則」が働くことで、一時的に偏りがあってもトータルでは同じ数に近づいていきます。そこで一時的な偏りが生じている時には、出目の少ないほうが出やすいと考えられます。

そこで31システムを利用した戦略では、優位性の高いほう(つまり出現率が少ないほう)にベットするようにします。

優位性がなくなったらベットは中止する

優位性がなくなったらベットは中止する

31システムを利用したルーレット戦略において、赤黒で赤が46%で黒が52%であれば、少なくとも赤のほうが黒よりも出やすい状況にあると言えます。

ただし注意が必要なのは、赤が46%で黒が52%でも、赤のほうが黒よりも多く出る可能性が高くなるわけではないということです。

これは一時的に赤が49%となり黒も49%となったからといって、そのあとは決して赤が50%を越えるようになるとは限らないことを意味します。ともに49%になってから再び、赤が47%へ下がるといったことはよくあるからです。

そこで31システムを運用する中で、たとえば赤と黒の出目の割合を常にチェックするようにしましょう。これまで優位となっていた(つまり出現率が少なかった)ほうの優位性が薄れてきたら、一旦ベットを中止します。

優位性が見られるテーブルを探すこと

31システムを利用したルーレット戦略は、優位性が見られるテーブルを探すことも頭に入れておきましょう。イーブンベットにおいて、賭けていたほうの優位性がなくなれば戦略は一旦中止します。そして同じオンラインカジノのルーレットで、別のテーブルをチェックします。

その中で優位性が生じているテーブルがあれば、そこで中断していた31システムを利用したルーレット戦略を再開しましょう。

【まとめ】31システムを利用したルーレット戦略で勝つ!

31システムを利用したルーレット戦略

31システムを利用したルーレット戦略は比較的リスクの少ない戦略であることで知られています。しかし、さらにリスクを分散するためにも、今回のように複数のユニットで運用するのは効果的です。

「31システムを利用したルーレット戦略」は、少ない資金でルーレットを始めようという方におすすめします。

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