カウンティングはブラックジャックでの勝率を引き上げることができる超強力なテクニックです。あまりにも効果があり過ぎるため一部のライブカジノではカウンティングを禁止しているところもあるほどです。

今回はブラックジャックのカウンティングのやり方と注意点を紹介していきます。

ブラックジャックのカウンティングとは

そもそもカウンティングとはなんなのか

それはデッキのカードの偏りを把握して次に出やすいカードを予測するテクニック

ブラックジャックではライブカジノでは6デッキ程度、オンラインカジノでは8デッキ程度を使用する

ブラックジャックはプレイヤーのカードとディーラーのカードが全て表になって見ることができるので、既に場に出たカードからデッキに残ったカードを予測が可能

もちろん全てのカードを記憶するのは不可能なので、カードを数値化することでデッキの偏りも数値化していく

残りカードに応じてプレイヤーの有利不利や最適な戦略を『近似的に』判断することが可能となる。これがカードカウンティング(card counting)と呼ばれている手法である。

引用:ブラックジャック – Wikipedia

カウンティングはどうなったら成功?

カウンティングには様々な方法がありますが、基本的に数値が大きくなればプレイヤー有利

数値が小さくなればディーラー有利

カウンティングした数値が大きければダブルダウンやスプリットを積極的に行いましょう

逆に数値が小さければ、掛け金を落として被害を最小限にとどめる努力が必要になる

しかしカウンティングは絶対ではないので、長期戦で考えることが重要

ブラックジャックのカウンティングのやり方

一言にカウンティングといっても種類は非常に多い

初心者向けのものから上級者向けのものまで

最初は数字を数えるだけでもかなり難しいので、特に始めたては数字を数えずに感覚でデッキの偏りを予測して、勘を磨くだけでもいい

慣れてきてからカウンティングを始めていこう

ブラックジャックのカウンティングは以下の方法がある

  1. ハイローシステム
  2. ノックアウトシステム
  3. レッド7カウント
  4. ハイオプトワン
  5. ゼンシステム

それぞれ解説していく

①ハイローシステム

ハイローシステムは最もシンプルなカウンティングの手法

カウンティングを始めたいならまずはハイローシステムから始めよう

最も基本的なブラックジャックのシステム

カードの種類

増減する数値

10、J、Q、K、A -1
7、8、9 ±0
2、3、4、5、6 +1

全てのカードが3種類に分けられと増減する数値が設定されており、場に出たカード全てを数値化していく

10、J、Q、Kのブラックジャックで『10』となるカードとAが出るたびに数値がマイナスされていき、ディーラーのバストの確率が減っていく

逆に2、3、4、5、6の小さいカードが出るたびに数値がプラスされていき、ディーラーのバストの確率が上がっていく

②ノックアウトシステム

ノックアウトシステムも非常に簡単なカウントティングの方法

初心者にもおすすめ

ハイローシステムと非常に似ているが、微妙な違いがある

カードの種類

増減する数値

10、J、Q、K、A -1
8、9 ±0
2、3、4、5、6、7 +1

ハイローシステムとの違いは7が+1となっている点

つまりよりプラスになる可能性が高く、アグレッシブにブラックジャックをプレイすることになる

ノックアウトシステムの特徴として明確にプレイスタイルを変えるべき数値が設定されている

数値が+2以上であればアグレッシブに、-2以下であれば慎重にベットをしていく

③レッド7カウント

レッドセブンカウントも複雑な計算を必要としません

ハイローカウントを軸により発展させたカウンティング方法です

 

カードの種類 増減する数値
10、J、Q、K、A -1
♠7、♣7、8、9 ±0
2、3、4、5、6、♥7、♦7 +1

レッド7カウントはその名のとおり、赤の7(♥7、♦7)を+1として黒の7(♠7、♣7)を±0としてカウントする

レッドカウントの大きな特徴として、カウンティングをし始める数字を以下の数式で求める必要がある

  • 使用するデッキ数×-2

つまりライブカジノであれば6×-2で-12からカウンティングを始め、オンラインカジノなら8×-2で-16からカウンティングを始める

最初が大きくマイナスからスタートするので0に近づくほどチャンスとなる

もちろんカジノによってデッキ数が違うので、まずはデッキ数を的確に把握する必要がある

④ハイオプトワン

ハイオプトワンはハイローシステムよりも少し複雑になり、より精度が増したカウンティング

基本的なカウントはハイローと変わらない

 

カードの種類 増減する数値
10、J、Q、K -1
A、2、7、8、9 ±0
3、4、5、6 +1

ハイオプトワンではAと2が±0としてカウントされる

それ以外はハイローシステムと全く一緒

特徴としてはAが出た枚数をカウンティングの数値とは別でサイドカウントしていくことで、より正確な数値を出すことができる点

ただハイオプトワンは1デッキの場合に強さを発揮するカウンティングとなっている

現在は1デッキでブラックジャックをプレイできるカジノはないので、殆ど使用する機会がない

ただ知識として覚えておこう

⑤ゼンシステム

ゼンは今まで紹介したカウンティングよりもすこし難易度が高い

ただハイオプトワンのようにAのサイドカウントをする必要がない

 

カードの種類 増減する数値
10、J、Q、K、A -2
8、9 ±0
2、3、7 +1
4、5、6 +2

カードがより細かく4種類に分類されている

また-2と+2があり、ハイローシステムとは大きく異なっているので、ゼンシステムの始めたてはかなり手こずるかもしれません

またゼンではトゥルーカウントが必要になります

トゥルーカウント

トゥルーカウントとは以下の数式で求めることができる

  • カウンティングの数値÷デッキの残り枚数

つまり同じカウンティングの数値でもデッキが少なくなれば少なくなるほど、デッキ内の偏りが大きくなるため、このトゥルーカウントの数値が大きければ大きいほどプレイヤー有利となる

同じカウント値であっても、残りのカード枚数が少ない方が、よりカードが偏っていると考えられるので、カウント値を残りのカードの枚数(あるいはデッキ数)で割って正規化した「トゥルーカウント(true count)」を用いることが行われる。

引用:ブラックジャック – Wikipedia

ブラックジャックのカウンティングのコツ

カウンティングが最も効果を発揮する場面がある

デッキに10以上のカードが多く残っているときに使う

それはデッキに10以上のカードが多く残っている状況

ディーラーは17以上になるまでカードを引き続けなければいけないので、デッキに10以上のカードが多ければバストが狙いやすい

つまりこちらが21を無理に狙いにいかなくてもディーラーが自滅して勝利できる確率があがる

つまりカウンティングの最終的な目標はデッキに10以上のカードが偏ったタイミングを知ること

デッキの数に注意する

ブラックジャックでは基本的に複数のデッキを使用します

ライブカジノであれば6デッキを採用するカジノが多く、オンラインカジノなら8デッキを採用するカジノが多い

デッキ数が多ければそれだけカウンティングの効果もでにくくなることを覚えておきましょう

必勝法ではなく確率を上げる方法だと考えておく

カウンティングは必ず勝てる方法ではありません

あくまでもデッキ内の偏りを利用してディーラーのバストを利用して勝率を上げる方法

カウンティング初心者がやってしまいがちですが、カウントが良くなってきたら強気になって自分に見合わない額のベットをしてしまうのはNG

カウントが良くても負ける可能性は当然ある

カウンティングは勝率を上げて長い目で見て収支をプラスにするテクニックなので、自分のバンクロールを考えて手堅くベットする必要がある

カードを見て自動的に計算できるまで練習する

カウンティングは難しいです

特に暗算があまり得意でない人にとってはかなりハードルが高いテクニックとなります

ディーラーと全てのプレイヤーの数字をカウントを瞬時に計算して、記憶しておかなければいけません

これには思った以上に訓練が必要になってきます

特にライブカジノはプレイスピードが非常に早いので、カードを見て自動的に計算できるくらいに熟達していなければ実践では使えないでしょう

さらにトゥルーカウントやサイドカウントが絡まってくると難易度が跳ね上がります

カウンティングは超強力ですが、一朝一夕で身につくテクニックではないのを理解しましょう

ブラックジャックでカウンティングを禁止しているカジノも多い

ライブカジノでは、カウンティングを禁止している所が非常に多いです

カウンティングはなぜダメなのか

カウンティングはカジノ側にとっては確率以上に勝たれてしまう方法なので

歴史的にカジノはカウンティングに泣かされてきた過去があるので、現在のカジノはカウンティング対策をしっかりとしています

ライブカジノでカウンティングをしている様子が見受けられると、最悪出禁になる可能性があります

ほとんどのカジノでカウンティング対策されている

カジノによっては掛け金を変えられないなどの対策をとっているカジノも多いです

例えば単純にデッキの数を増やしたり、ゲームごとにカードをシャッフルしたりしています

特にゲームごとにカードをシャッフルする対策はカウンティングが不可能なので要注意

また、デッキの中で複数枚使用しないカードを作ることでトゥルーカウントを計算させない対策はどのカジノも行っている印象です

ブラックジャックのカウンティングはバレやすい

カウンティングをしていると通常のストラテジーではあり得ないプレイをしたり、急に掛け金を吊り上げたりするので、かなり目立つ

ただ、どのカジノも躍起になって対策をしていますが、それでもまだカウンティングは有効

ブラックジャックでカウンティングをするならオンラインカジノがおすすめ

もしあなたがブラックジャックでカウンティングをしたいならまずはオンラインカジノをおすすめします

ライブカジノのブラックジャックはゲームスピードが早く、計算が難しい

また携帯などを持ち込むこともできないため、暗算する必要がある

しかしオンラインカジノのブラックジャックならある程度自分でゲームスピードをコントロールできるし、携帯やPCで計算することもできる

もちろんオンラインカジノはデッキ数が多くカウンティングの効果が出にくい面もありますが、まずは慣れる意味でオンラインカジノでのカウンティングを始めてみることをおすすめします。

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