このページで詳しくマーチンゲールの分割法戦略をご説明します。

オンラインカジノの戦略として有名なのがマーチンゲール法、いわゆる倍賭け法です。ただし外れが続くと賭け金が膨大な金額になること、それに対して利益はわずかであることが欠点でもあります。

このマーチンゲール法は、うまく活用すればルーレット攻略として役立つ戦略になります。つまり稼げるということです!

【ルーレット戦略】マーチンゲール法の説明

マーチンゲール法の説明

マーチンゲール法は実に簡単です。ルーレットでは2倍配当となるゲーム(赤黒や奇数・偶数、ハイロー)で運用します。

倍賭け法とも言われる。
まず1単位賭け、負ければその倍の2単位、さらに負ければそのさらに倍の4単位、と賭けていき、一度でも勝てばただちに1単位に戻す、という手法である。

引用元:Wikipedia | ベッティングシステム

例えば、赤か黒のどちらかにベットすると決めたら、当たりが出るまで同じ場所に賭け続けます。もし当たりが出ればその時点でマーチンゲール法は終了です。最初に賭け金を設定しますが、当たりが出たらワンセット終了して最初の賭け金に戻します。

もし外れたならば、賭け金を倍にします。当たりが出るまで賭け金は倍に増えていきますが、当たりが出た時点でそれまでの損失はすべて回収し、最初の賭け金が利益として残ります。

以上がルーレット戦略のマーチンゲール法のすべてです。

 

【ルーレット戦略】マーチンゲール法は外れ続けると大変なことに!

外れ続けると大変なことに

マーチンゲール法には注意点はあります。

マーチンゲール法は、一回の当たりでそれまでの損失すべてを回収できるルーレット戦略なので、短時間で運用できる利点があります。ただし外れが続くと、賭け金の増加具合が凄まじいことになります。

その例を挙げてみます。最後に当たりが出て、最初の賭け金と同額の利益が残っています。

【例-1】
ベットの回数 賭け金 当たり外れ 損益 累計損益
1回目 1ドル 外れ -1ドル -1ドル
2回目 2ドル 外れ -2ドル -3ドル
3回目 4ドル 外れ -4ドル -7ドル
4回目 8ドル 外れ -8ドル -15ドル
5回目 16ドル 外れ -16ドル -31ドル
6回目 32ドル 外れ -32ドル -63ドル
7回目 64ドル 外れ -64ドル -127ドル
8回目 128ドル 外れ -128ドル -255ドル
9回目 256ドル 当たり -256ドル +1ドル

このように、連敗が続くと8回目には賭け金が最初の金額の100倍を超えてしまいます。ただし最後に当たり(勝ち)が出れば、マーチンゲール法のルーレット戦略は、それまでの累積損失をすべて回収できる仕組みになっています。

【ルーレット戦略】マーチンゲール法はなかなか資金が増えない!?

マーチンゲール法はなかなか資金が増えない

ここからはマーチンゲール法を使った具体的なルーレット戦略を紹介していきます。

オンラインカジノでマーチンゲール法を使ったルーレット戦略はいろいろとあります。

まず基本的なものが、赤か黒のどちらかに賭ける場合、そのどちらかが当たる確率に偏りが出たタイミングでマーチンゲール法を使う方法です。

オンラインカジノではルーレットの出目を履歴データにして表示しています。そこに赤と黒それぞれが出た確率も%表示しているので、偏りが出た時はすぐにわかるようになっています。

※出目:どの数字が出たのか

例えば、赤が43%で黒が55%(残りの2%は緑)となっていれば、これから赤が出る可能性が高いと判断できます。このような状態を狙って、赤にベットすると連続して外れる回数は少なくなることが期待できます。

あるいは、すでに連続して赤あるいは黒が出ている時を狙う方法もあります。たとえば黒が連続して10回出ているようであれば、赤にベットします。そのままさらに連続して黒が出続ける可能性は低いために、赤が出ることが期待できるからです。

しかし、いずれの方法もタイミングを見計らう必要がありますし、賭ける回数が少ないうえに利益も最初の賭け金のみとなるので、なかなか資金は増えません。

そこで積極的に利益を狙っていきたい人向けの、マーチンゲール法を利用したルーレット戦略を説明します。もちろん、賭け金が増えすぎることによる破綻もなく、無理せずに運用できて最終的に勝ちに結び付けられるシステムです。

 

ルーレットで積み上がった賭け金を分割するマーチンゲール法による攻略

次はマーチンゲール法の欠点を補う形で運用できるルーレット戦略について説明します。

増えた賭け金は分割すればよい

増えた賭け金は分割すればよい

オンラインカジノのルーレット戦略として有名なマーチンゲール法は、外れが連続して続くと賭け金が相当に増加するという欠点があります。この欠点は、賭け金を分割することで対処できます。

具体的に【例-1】のケースでの例を挙げます。

【例-2】
ベットの回数 賭け金 当たり外れ 損益 累計損益
1回目 1ドル 外れ -1ドル -1ドル
2回目 2ドル 外れ -2ドル -3ドル
3回目 4ドル 外れ -4ドル -7ドル
4回目 8ドル 外れ -8ドル -15ドル
5回目 16ドル 外れ -16ドル -31ドル
6回目 32ドル -31ドル
ここで「32」となった賭け金を分割します
6回目 24ドル+8ドル -31ドル

本来は6回目で32ドルを賭けるところを、ふたつに分割して「24ドル」と「8ドル」にしています。そして次はこのうち、24ドルをベットします。

分割の方法は、均等に分けるよりも大小と分けることをおすすめします。これは基本的に、外れが続いた時は賭け金を増やし、当たれば賭け金を減らすからです。今回は賭け金を4分の3と4分の1にしていますが、3分の2と3分の1としてもよいでしょう。

分割した賭け金はどのようにベットするのか

ここでは具体的な例をとって説明していきます。難しく考えずに例を見ながら理解してください。

【例-2】の分割した残り「8ドル」は、「24ドル」を処理したあとに手をつけます。まずは「24ドル」をルーレットでどのように処理するのかを説明します。

6回目で当たりが出た時と外れが出た時で、賭け金は次のように変化します。

【例-3】 当たりの場合
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
6回目 24ドル 8ドル 当たり +24ドル -7ドル
7回目 8ドル -7ドル
【例-4】 外れの場合
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
6回目 24ドル 8ドル 外れ -24ドル -55ドル
7回目 48ドル 8ドル -55ドル

【例-4】に注目してください。残りの賭け金「8ドル」はそのまま変わっていません。「8ドル」はリスクにさらしていないので、損失を出していないのが理由です。


この賭け金分割によるマーチンゲール法は、本来ベットするべき賭け金の一部を賭けることで、残りの賭け金はリスクを負わずにそのまま残せるようになります。

リスクを分散しながら累積損失を回収していくマーチンゲール法

マーチンゲール法を利用したルーレット戦略の続きを説明します。

【例-3】で次も当たりの場合と、外れとなった場合は次のとおりです。

【例-3-1】 当たりの場合
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
7回目 8ドル 当たり +8ドル +1ドル
【例-3-2】 外れの場合
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
7回目 8ドル 外れ -8ドル -15ドル
8回目 16ドル -15ドル

外れた場合には、最初の賭け金を「8ドル」としてマーチンゲール法をあらたにスタートさせるような形になります。これ以降も外れが続いて賭け金が増えてきたら、同じように分割して負担を減らしていきます。

それが【例-4】の続きです。

賭け金もリスクも分割を続けて損失処理をするマーチンゲール法

【例-4】の続きを説明します。

ここでは、マーチンゲール法で賭け金を分割したあとに外れとなった時の処理をします。まず、7回目で当たりとなった時の処理は次のとおりです。

【例-4-1】
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
7回目 48ドル 8ドル 当たり +48ドル -7ドル
8回目 8ドル -7ドル

ここで「8ドル」をベットして当たり(勝ち)が出れば、残りの損失額である「7ドル」を回収して「1ドルの利益」が残ります。

しかし、もし7回目も外れたら次のようになります。

【例-5】
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
7回目 48ドル 8ドル 外れ -48ドル -103ドル
8回目 96ドル 8ドル -103ドル

賭け金がかなり大きくなりました。損失額も大きくなってきています。ルーレット戦略としては失敗のようにも見えます。

そこで、【例-4】の時点でさらに賭け金を分割してみます。

【例-4-2】
ベットの回数 賭け金の残り 累計損益
7回目 36ドル 12ドル 8ドル -55ドル

賭け金は3つに分割されています。次にベットするのは36ドルですが、これが当たりとなってもまだ2つの賭け金が残る形です。

もし36ドルのベットで外れとなれば、さらに分割することになりますし、ここまで来ると逆に分散したリスクがさらなるリスクを生み出すことにもなりかねません。

そこで、残りの2つをひとつにまとめておきます。

【例-4-3】
ベットの回数 賭け金の残り 累計損益
7回目 36ドル 20ドル -55ドル

「36ドル」のベットが当たれば、残りの賭け金は「20ドル」で累積損失は「-19ドル」です。しかし、もし外れとなると、次のような展開になります。

【例-5-1】
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
7回目 36ドル 外れ -36ドル -91ドル
8回目 72ドル 20ドル -91ドル

【例-5】と比べるとと、累積損失額も賭け金も少なくなっていることがわかります。これもさらに分割して次のようにしましょう。

【例-5-2】
ベットの回数 賭け金の残り 累計損益
8回目 54ドル 18ドル 20ドル -91ドル

右の2つをひとつにまとめます。

【例-5-3】
ベットの回数 賭け金の残り 累計損益
8回目 54ドル 38ドル -91ドル

ここで当たり(勝ち)が出れば54ドルの利益が手に入り、累積赤字は37ドルに減少します。あとは38ドルをさらに分割して(たとえば26ドルと12ドルに)、リスク分散をしていきます。

これがルーレットで積み上がった賭け金を分割するマーチンゲール法による攻略のポイントです。

【ルーレット戦略】マーチンゲール法で賭け金の分割における注意点

賭け金の分割における注意点

例を挙げながら、マーチンゲール法で賭け金の分割における注意点をお伝えします。

オンラインカジノのルーレット戦略では、当たりが続けば賭け金を減らし、外れが続けば賭け金を増やすのが、多くの戦略の基本です。今回のマーチンゲール法攻略においても、賭け金の分割ではこの基本を適用します。

分割したあとに当たりが続いたケースを説明します。【例-5-3】の続きで当たりが続いたケースです。

【例-5-4】
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
8回目 54ドル 38ドル 当たり +54ドル -37ドル
↓残りの38ドルを分割
9回目 26ドル 12ドル 当たり +26 -11ドル

ここで分割の割合を、3分の2と3分の1にしています。外れが出る可能性が高まったことにより、次の賭け金の割合を減らすのが目的です。もし「26ドル」のベットが外れても、累積損失は「-63ドル」に抑えられます。

仮に分割をそれまでと同様に4分の3と4分の1にして外れた場合には、累積損失は次のようになります。

【例-5-5】
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
9回目 28ドル 10ドル 外れ -28ドル -65ドル
10回目 56ドル 10ドル -65ドル

【例-5-4】で9回目がもし外れならば、次のようになります。

【例-5-6】
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
9回目 26ドル 12ドル 外れ -26ドル -63ドル
10回目 52ドル 12ドル -63ドル

マーチンゲール法で賭け金の分割をすることで、賭け金の総額も累積損失も少なくなることがわかります。

マーチンゲール法は一度に損失すべてを回収せずにリスク分散して運用できる

一度に損失すべてを回収せずにリスク分散して運用できる

マーチンゲール法は、分割戦略をとることでメリットを最大限に。リスクを最小限に抑えることができます。

マーチンゲール法は、当たりが出れば累積損失すべてを回収できるのがメリットです。そのかわりに外れが続くことで、賭け金と累積損失が膨らんでいくリスクも抱えています。

今回のような分割戦略を使うことで、そのリスクも分散できるようになります。たった一度の当たりを狙うのではなく、何度か外れと当たりを繰り返しながらも、マーチンゲール法のルーレット戦略は累積損失を減少させて利益を確保できるシステムです。

【ルーレット戦略】マーチンゲール法でさらなる利益を得るために

さらなる利益を得るために

ご紹介したルーレットにおけるマーチンゲール法分割戦略は、あくまでもワンセット終わった時の利益は、最初の賭け金のみとなります。賭け金を分割し労力をかける割には、見返りは少ないと思うかもしれません。

その場合には、分割したあとの賭け金を若干増やしてみてもよいでしょう。たとえば【例-5-6】では、次のようにします。

【例-5-7】
ベットの回数 賭け金の残り 当たり外れ 損益 累計損益
9回目 26ドル 12ドル 外れ -26ドル -63ドル
10回目 52ドル 12ドル -63ドル
↓残り12ドルを14ドルに増やす
10回目 52ドル 14ドル -63ドル
↓さらに分割
10回目 34ドル 18ドル 14ドル -63ドル
↓残りのふたつを合算する
10回目 34ドル 32ドル -63ドル

この場合、ワンセットが終了すると利益は「3ドル」になります。途中で賭け金を「12ドル」から「14ドル」に増額しているからです。

外れが多く出るごとに当たりが出る可能性が高まります。このルーレット戦略は稼げますね。そして、それを狙って、少しずつ賭け金を増やしていけるのも、このマーチンゲール法を用いた分割戦略の利点です。

【ルーレット戦略】マーチンゲール法攻略で稼ぐ!まとめ

マーチンゲール法は賭け金も累積損失も相当額に膨らみますし、それに対して得られる利益は少ないものです。

オンラインカジノのルーレット戦略を使用していて連敗が10回以上続くことは珍しくありません。

そのようなケースでは、マーチンゲール法は賭け金も累積損失も相当額に膨らみますし、それに対して得られる利益は少ないものです。

今回の分割戦略で運用することでリスク分散ができますし、利益を増やすことも可能となります。

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